ニキビクリームのおすすめは?市販薬の選び方や皮膚科に行くタイミングもあわせて紹介

赤く盛り上がったニキビは、多くの人が一度は悩んだことのある肌トラブルです。突然ニキビができると、どう対処したよいか悩みますよね…。
本記事では、市販薬や医薬部外品のニキビクリームを厳選!成分や特徴を解説しながら、手に取りやすいアイテムを紹介しています。
さらに、ニキビの種類や部位別の原因を画像付きで解説。皮膚科を受診するタイミングや、オンライン診療の活用方法についてもまとめています。
ぜひ参考にしてください♪

プチプラからデパコスまで、数多くのコスメを試してきた美容好き。コスメコンシェルジュ・化粧品検定1級・コスメ薬機法管理者の資格を活かし、美容ライターとして活動しています。
【画像あり】ニキビの種類をわかりやすく解説

ニキビの症状は段階にあわせて、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの4種類に分けられます。ニキビができてしまったら、まずはどの状態かをチェックし、正しい方法でケアすることが大切です。
- 白ニキビ
ニキビの初期段階
毛穴に皮脂や古い角質が詰まる
セルフケアで改善しやすい - 黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂・角栓が空気に触れて酸化した状態
黒いポツポツが目立つのが特徴
炎症が起きてないので改善しやすい - 赤ニキビ
毛穴に詰まった皮脂をエサにアクネ菌が発生した状態
炎症によって赤みや痛みが生じる
セルフケアでは改善が難しい - 黄ニキビ
赤ニキビが進行して膿をもった状態
黄色い膿はアクネ菌の残骸
ニキビの最終形態で跡に残りやすい
皮膚科の受診が必要
セルフケアで改善が見込めるのは、白ニキビ・黒ニキビまでといわれています。どの状態かわからない場合は、皮膚科で診察してもらうのがベターです。

白ニキビがたくさんあったり、繰り返しできたりするニキビはどうしたらいいんだろう・・・
これって皮膚科に行くべき?
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ニキビができる場所と原因は?部位別にチェック

ニキビは、皮脂の過剰分泌・毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖によって起こります。ニキビができる場所ごとに原因も異なるため、それぞれ詳しくみていきましょう。
鼻・おでこのニキビ

顔のなかでも皮脂が過剰に分泌される部位は、Tゾーンと呼ばれる「おでこ・鼻」です。とくに、鼻は毛穴が目立ちやすく、皮脂のテカリに悩む方も少なくありません。
おでこは髪の毛やストレスによる刺激で、ニキビが悪化しやすい傾向があります。
頬のニキビ

頬は、乾燥や体のサインが現れやすい部位です。肌が乾燥すると、うるおいを守ろうとして皮脂を過剰に分泌します。また、睡眠不足や腸内環境の乱れもニキビを引き起こす原因です。
頬にニキビができたら、まずはスキンケアや生活習慣を見直してみましょう。
首・フェイスラインのニキビ

首からフェイスラインはホルモンバランスの影響を受けやすい部位です。首からフェイスラインにかけてニキビが多発する方は、生理不順や婦人系の疾患が原因かもしれません。
口周り・顎のニキビ

口周りから顎付近にかけては、食生活が関係していることが多いです。栄養不足や偏った食事をしている方は注意しましょう。
顎ニキビは、フェイスラインと同様にホルモンバランスの影響で増えることもあります。

また、肌に合わないスキンケアを使っている可能性もあります。ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂や油分をエサにして増殖します。保湿は大切ですが、ベタつきの少ないアイテムを選ぶと◎
ニキビ・ニキビ跡におすすめの成分一覧


ニキビができたら、どんな成分を選べばいいんだろう?

ニキビがあるときは、皮脂分泌抑制成分・抗炎症成分・殺菌成分・抗酸化成分に注目しましょう!それぞれの成分について解説します。
皮脂分泌抑制成分
- アゼライン酸
- ピリドキシンHCI
- 10-ヒドロキシデカン酸
ニキビの原因である皮脂の過剰な分泌を抑える成分。ピリドキシンHCIは、医薬部外品の有効成分としても使用されています。
近年、話題のアゼライン酸は、皮脂のバランスを整える作用が期待できる成分です。

抗炎症成分
- グリチルリチン酸ジカリウム
(医薬部外品:グリチルリチン酸2K) - グリチルリチン酸ステリアル
- アラントイン
炎症の原因となる物質を抑える働きのある成分です。グリチルリチン酸ジカリウムは水溶性の成分で、幅広いスキンケアアイテムに配合されています。
一方、グリチルリチン酸ステアリルは油溶性で、穏やかな抗炎症作用(擬似ステロイド作用)をもつ成分です。アラントインは、傷んだ皮膚や粘膜の修復に高い効果を発揮します。
殺菌成分
- イソプロピルメチルフェノール
- レゾルシン
- イオウ
- サリチル酸
ニキビの原因菌を殺菌する成分です。炎症の悪化を防ぐ働きがありますが、長期間の使用はかえって肌の負担になることも。
イソプロピルメチルフェノールは、幅広い製品に配合されている代表的な殺菌成分です。
レゾルシンやサリチル酸には角質をやわらかくし、溶かす働き(角質溶解作用)があります。レゾルシンは、角質軟化作用のあるイオウと組み合わせて使われることが多いです。
抗酸化成分
- フラーレン
- トコフェリルリン酸Na
- アスタキサンチン
- ユビキノン
酸化とは、いわゆる「錆び」のこと。肌の酸化は、シミやシワ、くすみの原因につながります。抗酸化成分は、こうした酸化を抑え、ニキビの再発を防ぐ効果も期待できます。
なかでもフラーレンは、紫外線による酸化ダメージを抑える作用があります。

また、トコフェリルリン酸Naは、水溶性ビタミンE誘導体で肌荒れ防止効果があります。
ニキビができたときのスキンケア方法
ニキビができたときは、以下のスキンケアを取り入れてみてください。
- 油分の多いスキンケアは控える
- 水分を重視した保湿ケアを行う
- 殺菌剤は週1〜2回のスペシャルケア
- 洗顔は朝と夜の2回まで
オイルベースの美容液やクリームは、アクネ菌のエサになりやすいので避けましょう。
スキンケアに取りれるなら、高い保湿力のあるヒアルロン酸Naや加水分解ヒアルロン酸、肌のバリア機能を補うセラミドなどの成分がおすすめです。

また、殺菌作用のある成分は、週1〜2回のスペシャルケアにとどめましょう。殺菌剤は洗顔料などに配合されていることが多いため、使いすぎには注意が必要です。

洗顔のしすぎや殺菌剤の多用は、肌への負担が大きくなります。早く治したいからといって過剰なケアは避けましょう。
市販薬のニキビクリームは効果ない?

市販のニキビクリームって効果あるのかな?

市販薬には医薬品(病院で処方されたもの)と同じような有効成分が配合されている商品もあります!
しかし、注意したいのは含有量。市販薬は誰でも購入できることから、有効成分の含有量は少なく、効果は穏やかに感じられます。安全性を保つためですね。
一方、化粧水やクリームなどのスキンケア製品では、有効成分が配合された医薬部外品(薬用化粧品)のみ、ニキビ予防の効果が期待できます。
【市販薬】ニキビクリームおすすめ5選

炎症をともなうニキビは、皮膚科での治療を検討するのがおすすめです。ただし、忙しくて通院が難しい場合や、応急的にケアしたいときは市販薬を取り入れてみましょう。
IHADA |イハダ アクネキュアクリーム

| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分 | ・イブプロフェンピコノール ・イソプロピルメチルフェノール |
| 内容量 / 価格 | 16g / 880円(税込) 26g / 1,210円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・炎症を伴う大人ニキビ ・刺激を感じやすい肌の方 ・部分的に肌荒れを繰り返す |
ニキビの炎症を鎮めるイブプロフェンピコノールと、アクネ菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノールを配合した治療薬。肌と同じ弱酸性処方で、刺激を感じやすい方にも使いやすいアイテムです。1ベタつきの少ないクリームタイプで、使い心地を重視する方にも◎
ゼリア新薬 |アポスティクリーム

| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分 | ・イブプロフェンピコノール ・イソプロピルメチルフェノール ・ビタミンE酢酸エステル |
| 内容量 / 価格 | 15g / 1,298円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・初期段階の白ニキビ ・炎症を伴うニキビ ・無着色で目立ちにくい |
製薬会社が開発したアポスティクリームは、ニキビや吹き出物にアプローチする3種の有効成分を配合。肌の代謝を整えるビタミンE酢酸エステルが、肌荒れをケアしながら健やかな状態に導きます。透明のクリームタイプなので、普段使いにもおすすめです。
PAIR|ペアアクネクリームW

| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分 | ・イブプロフェンピコノール ・イソプロピルメチルフェノール |
| 内容量 / 価格 | 24g / 1,595円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・フェイスラインのニキビ ・毛穴詰まりで硬くなったニキビ ・炎症を繰り返すニキビ |
フェイスラインや炎症を繰り返しやすい大人ニキビに効果が期待できるペアアクネクリームW。有効成分2をWで配合しており、ニキビの進行を抑えて跡になるのを防ぎます。初期段階の白ニキビから使えるため、悪化する前のケアにも適しています。
メンソレータム アクネス|ニキビ治療薬クリーム

| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分 | ・イオウ 3% ・レゾルシン 2% ・グリチルレチン酸 0.3% ・トコフェロール酢酸エステル (ビタミンE誘導体)0.5% |
| 内容量 / 価格 | 18g / 1,210円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・赤みを伴う炎症ニキビ ・痛みのあるニキビ |
有効成分のイオウが角質をやわらげて毛穴を開き、皮脂や汚れを取り除きやすくします。さらに、殺菌成分レゾルシンがアクネ菌の繁殖を抑え、抗炎症成分グリチルレチン酸が赤みや腫れにアプローチ。痛みの伴うニキビの応急処置におすすめです。
マキロン|アクネージュメディカルクリーム

| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分 | ・ベンゼトニウム塩化物 ・イブプロフェンピコノール ・トコフェロール酢酸エステル |
| 内容量 / 価格 | 18g / 1,320円 28g / 1,870円 |
| おすすめの人 特徴 | ・顎や口元のニキビ ・目立つポツンとしたニキビ ・あとが残りそうなニキビ |
ニキビの原因菌にアプローチする殺菌成分ベンゼトニウム塩化物、赤みや炎症を鎮めるイブプロフェンピコノール、皮膚の代謝をサポートするトコフェロール酢酸エステルなど、有効成分がバランスよく配合されているニキビ治療薬です。乾燥肌にも◎
【化粧品・医薬部外品】ニキビクリームおすすめ5選

医薬部外品のニキビクリームは、ニキビ予防に効果が期待できます。市販薬よりも作用がおだやかで、普段のスキンケアに取り入れやすいアイテムです。
proactiv plus|ポアターゲティング トリートメント

| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | ・グリチルリチン酸2K ・サリチル酸 |
| 内容量 / 価格 | 30g / 2,475円(税込) 90g / 6,500円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・広範囲にニキビがある ・毛穴の詰まりが気になる |
古くなった角質をおだやかに取り除くサリチル酸と、抗炎症成分であるグリチルリチン酸2Kを配合したプロアクティブのクリーム。保湿効果もありながら、さっぱりとした伸びのよい使い心地で、今あるニキビをケアしながら新たなニキビの発生を予防します。
NIKIPITA|AZ アゼフィット スポッツ

| 分類 | 一般化粧品 |
| 有効成分 | ・グリチルリチン酸2K ・サリチル酸 |
| 内容量 / 価格 | 10g / 3,300円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・皮脂分泌が多い ・部分的なテカリが気になる ・肌の赤みが目立つ |
皮脂ケアとして評価の高いアゼライン酸を10%配合したアゼフィット スポッツ。水分と油分のバランスを整えながら、なめらかな肌に導きます。ニキビはもちろん、毛穴の開きが気になる部分にもおすすめ。刺激が少なく、敏感肌の方にも使いやすいアイテムです。
ACNARE |プロテクトスキンクリーム

| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | ・グリチルリチン酸ジカリウム ・水溶性プラセンタ ・ヘパリン類似物質 |
| 内容量 / 価格 | 50g / 2,430円(税込) |
| おすすめの人 特徴 | ・乾燥による肌荒れが気になる ・季節や体調でゆらぎやすい肌 |
プロテクトスキンクリームは、洗顔後のケアが1つで終わるオールインワンクリーム。抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウム、美白有効成分3である水溶性プラセンタを配合。さらに、ヘパリン類似物質が角質層までうるおいを与え、肌のバランスを整えます。
小林製薬|オードムーゲ薬用スキンクリーム

| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | ・酢酸DL-α-トコフェロール ・グリチルリチン酸二カリウム |
| 内容量 / 価格 | 40g / 1,260円(税抜) |
| おすすめの人 特徴 | ・乾燥による肌荒れ ・繰り返すニキビの予防 |
繰り返しがちな肌荒れを防ぐ抗炎症成分と、保湿力の高いヒアルロン酸ナトリウムが配合されている薬用クリーム。乾燥から肌を守り、トラブルが起こりにくい状態に導きます。スキンケアの最後にプラスすることで、しっとりなめらかな肌に整うでしょう。
アットノン|ニキビあとケアジェル

| 分類 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | ・L-アスコルビン酸 2-グルコシド (ビタミンC誘導体) ・ヘパリン類似物質 ・グリチルリチン酸ジカリウム ・トコフェロール酢酸エステル ・イソプロピルメチルフェノール |
| 内容量 / 価格 | 10g / 1,300円(税抜) |
| おすすめの人 特徴 | ・赤いニキビ跡が目立つ ・茶色っぽい跡がある |
赤みのある肌荒れを防ぎながら、ニキビ跡をケアする「アットン ニキビあとケアジェル」。メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐビタミンC誘導体に加え、肌なじみのよい保湿成分ヘパリン類似物質も配合されています。サラッとしたジェルタイプです。
ニキビが治らない…皮膚科に行くタイミングは?

ニキビの症状には個人差がありますが、次のようなニキビができたときは皮膚科で相談してみるとよいでしょう。
- 白ニキビが複数できている
目安として5〜10個以上 - 赤ニキビ・黄ニキビがある
炎症ニキビは改善が難しい - セルフケアで改善しない
2週間〜1ヶ月続けても変化がない、悪化しているなど - 一度治っても再発する
ニキビ以外の皮膚疾患の可能性もあり
皮膚科に行ったほうがよいと分かっていても、なかなか時間が取れなかったり、通院が億劫に感じたりしますよね。また、「近くに信頼できる皮膚科が見つからない」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、皮膚科のオンライン診療がおすすめです◎
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注釈一覧









