「朝の通勤だけなのに、気づいたら肌が焼けてる…」「汗や皮脂で日焼け止めが落ちちゃう…」そんな通勤中の“うっかり日焼け”に悩む方は多いはず。
徒歩・自転車・車などの通勤スタイルによって、浴びる紫外線量や対策のポイントは変わってきます。
そこで今回は、毎日の通勤でもしっかり紫外線をカットできる日焼け止めを9本厳選!
崩れにくさや肌なじみ、SPF・PA値などをチェックしながら、リアルに使いやすい日焼け止めをご紹介します。
日焼け止め選びに悩んでいる方は参考にしてください♪
プチプラからデパコスまで、数多くのコスメを試してきた美容好き。コスメコンシェルジュ・化粧品検定1級・コスメ薬機法管理者の資格を活かし、美容ライターとしてリアルな使用感や成分にもこだわった記事を執筆しています。
日焼け止めの基本!SPF・PAとは?

日焼け止めを選ぶときに見かける「SPF」と「PA」。何を意味しているのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。どちらも紫外線から肌を守るための指標で、使うシーンに合わせて選ぶことが大切です。
SPFはUV-Bを防ぐ数値
SPFは「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bから肌を防御する効果を表した指標です。UV-Bは波長が短い紫外線で、窓ガラスを透過しないことが特徴です。屋外による日焼けがメインとなり、炎症やヒリヒリとした赤みを引き起こします。
SPFは2〜50の数値で表示され、数字が大きいほどUV-Bに対する防御効果が高くなります。SPF50を超える場合は「SPF50+」と表記されます。
PAはUV-Aを防ぐ指標
PAは「Protection Grade of UVA」の略で、UV-A(紫外線A波)を防ぐ効果を示す指標です。UV-Aは地上に届く紫外線の約9割を占めており、UV-Bよりも肌の奥深くにまで届いてダメージを与えます。そのため、シミやシワなどの光老化の原因になるとされています。
PAは「+」「++」「+++」「++++」の4段階に分かれており、+の数が多いほど防止効果も高いです。UV-Bは肌表面が赤くなるのに対し、UV-Aは時間をかけて黒くなるのが特徴です。
徒歩10分以内ならSPF20〜30・PA++

通勤が徒歩10分以内で日陰が多い人は、SPF20〜30・PA++程度の日焼け止めで対応できます。肌の負担を抑えつつ、必要な分だけUVケアを行いましょう。今回は、敏感肌・乾燥肌にも使用できる日焼け止めを紹介します♪
キュレル UV エッセンスC

乾燥しがちな敏感肌には、キュレルUVエッセンスCがおすすめ。ウォーターベースでみずみずしく、しっとりとした使用感がポイントです。赤ちゃんのデリケートな肌にも使える処方で、肌荒れを防ぐ有効成分「グリチルリチン酸ステアリル」も配合されています。

ORBIS サンスクリーン フリーエンス

オルビスのサンスクリーンフリーエンスは、全身に使えるサラッとした日焼け止め。ミルクのようなテクスチャで白浮しにくく、忙しい朝のボディケアにもおすすめです。紫外線吸収剤フリーで刺激も少ないため、男性やお子さんにも使いやすいでしょう。
紫外線吸収剤は肌に届く前の紫外線を吸収し、熱などに変えて放出する成分。日焼け止めの効果は高い一方で、刺激を感じる人もいます。

無印良品 敏感肌用日焼け止めミルク

無印の日焼け止めミルクは、たっぷり使える大容量タイプ。デリケートな肌に配慮された処方で、石けんで落とせるのも嬉しいポイントです。SPF27・PA++と紫外線防止効果は控えめなため、短時間の外出に適しています。

徒歩〜自転車15〜30分以上はSPF30〜50・PA+++〜

通勤時間が徒歩や自転車で15分以上、さらに電車を利用する方はSPF50・PA+++以上の日焼け止めを選びましょう。直射日光を浴びる時間が長くなるため、汗や皮脂をしっかりブロックできるアイテムがおすすめです。
ニベア UVディープ プロテクト&ケア ジェル

ニベアのUVディーププロテクト&ケアジェルは、シミの原因となるUV-Bとシワやたるみの原因であるUV-Aの両方から肌を守ってくれる日焼け止めです。汗や水に強いウォータープルーフ処方でありながら、石けんで簡単に落とせます。伸びがよく、肌にピタッと密着するジェルタイプで使い心地も快適です。

ビオレ アスリズム プロテクトエッセンス

ビオレ アスリズム プロテクトエッセンスは、ビオレ史上最高クラスのUVカット効果を備えたアイテムです。汗や湿気の多い季節でも崩れにくく、アクティブなシーンにも活躍します。いつもの洗浄料で落とせるので、肌への負担が気になる方も使いやすいでしょう。

スキンアクア トーンアップ UV エッセンス

スキンアクアのトーンアップUVは、紫外線をブロックしがらトーンアップ効果が期待できる日焼け止めです。透明感を引き出すラベンダーカラーで、みずみずしい使い心地が特徴です。ほどよい血色感もあり、顔と体の両方に使用できますよ。

ランベンダーが浮きやすいイエベの方は、ローズカラーもおすすめです!血色感を抑えたい方は新色のブルーをチェックしてくださいね♪


車通勤だけど長時間ならSPF30以上・PA+++〜

車通勤や在宅で仕事をする人は、UV-A対策(PA値)がポイント。なかでもPA +++以上の日焼け止めがベターです。スキンケアや化粧下地のように軽いつけ心地で、肌になじみやすい日焼け止めをピックアップしました。
アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク

アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルクは、室内と外出先どちらにも使いやすい日焼け止めです。PA++++で窓越しの紫外線もしっかりカットできるため、車内や室内で過ごす日にも活躍します。一つ持っておくと重宝するでしょう。
アネッサの日焼け止めは、毎年多くのベストコスメを受賞している実力派。
サラッと軽いミルクタイプで、日常使いはもちろん、レジャーやスポーツなどアクティブな場面にもおすすめです。やや価格帯は高めですが、その分の価値を感じられる使用感です。
NALC 日焼けどめ ジェル

NALCの日焼け止めは、つけているのを忘れるほど軽い使い心地が人気です。汗をかいてもベタつきにくく、化粧下地としても使用できます。肌にやさしい処方で、石けんで落とせるのも嬉しいポイント。リモートワークの方におすすめです。

ニベア サン プロテクトウォータージェル

ニベア サン プロテクトウォータージェルは、化粧品感覚で使用できる日焼け止め。高いUVカット効果がありながら、肌にうるおいを与えて乾燥を防ぎます。水のように肌に馴染むため、車や室内でもベタつきを感じず快適に使用できるでしょう。

ポンプタイプはサイズが大きく、持ち運びには不向き。職場に持って行くなら、コンパクトなサイズの日焼け止めがおすすめです。外にいる時間が短くても、日焼け止めを塗る習慣はしっかり身につけてくださいね♪
